紙くずの道標

カードゲームのはなし

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【ヒストリック/Historic】赤単ゼロックス(表記揺れ:赤単窯の悪鬼シュート/赤単3キル) Mono red Xerox

もうこれで終わってもいい

とにかく早く終わらせたい

5ターン以内に終わらせたい

通らなかったら負けでいい

だから

ありったけを……

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ヒストリック…そろそろ狩るか…♠(余裕で倒せるランク帯のね

 

 デッキリスト

今使っているデッキが以下のリストです。

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ちな使った結果はシルバー~ゴールドなので参考にはならないかと思いますが、マッチ戦7-0です。

サイドボードはなんか頭おかしくなってフェニックスにスイッチしてますが一度もスイッチしてません()

普通にネクサスとコントロール向けのカードいれればいいと思います。

 

前置き

元々は、藤田剛史プロの生放送で使われていたネタデッキスタンダード3キル赤単(奇跡が起これば)を自分なりの解釈でスタンダードで組み替えて遊んでいたもので、それをヒストリック向けに組み替えたものです。

https://www.youtube.com/watch?v=skbc6FZ1pAQ

 

ゼロックスというのは、詳しく説明すると非常に長くなるので興味あればwikiを読んでもらうとして、要は1マナでドローするカード(以降はキャントリップと呼びます)をめちゃくちゃ沢山撃って、呪文を唱えることで誘発する能力を持ったクリーチャーをものすごい速度で強化していくデッキだと理解してもらえばおkです。

このデッキの場合8枚しかドロースペルは入ってないのでぶっちゃけゼロックスではないんですけど、まぁ《窯の悪鬼》といえばゼロックスなので雰囲気でゼロックスと言ってます。

 

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《窯の悪鬼》は、パウパーの青赤ゼロックスなど、過去にゼロックス系のデッキで構築実績のあるカードです。

《遁走する蒸気族》も、スタンダードの《実験の狂乱》《舞台照らし》を使った赤単で、呪文をチェインさせる動きに使われた説明不要の強力カードで、

この時点でなんとなくイケそうな感じがします。

 

デッキの動き・重要なかみ合い

基本的にはコンボデッキなので、理想形を抑えておきます。

ま、ヒストリックだと《窯の悪鬼》がいるため相手棒立ちの状況でなら適当に投げてれば20点入るんですけど笑

今回はあまり必要ないのでカード個別雑感とゲームに関する感想は書きません。

窯の悪鬼

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《窯の悪鬼》は、二段攻撃を付与する《放たれた怒り》がある場合、他にバットリ(コンバットトリックの略、+X/+X修正するインスタント。私は全記事この呼び方します)が1枚でもあれば20点を出すことができるので、概ね《窯の悪鬼》+《放たれた怒り》が揃ってる時点でキープに耐えます。

出来ればトランプル付与も初手に持ってたいですが、8枚積んでるので妥協した方がいいです。

二段攻撃がない場合に、《窯の悪鬼》1枚で4マナある状態で20点を出す場合、手札すべてバットリでなければ足らないため、マナを生み出す蒸気族からキャントリップを連打できる手札か、タダで呪文を唱えられる《戦慄衆の秘儀術師》が横にいないと削り切れません。

逆に、《窯の悪鬼》が初手に2枚あった場合、キャントリップを3枚使うだけでも20点になるため、土地に不安がなければキープして問題ないと思います。f:id:akana_m:20191215195832p:plain

ダブル悪鬼は引くほどオーバーキル

 

 

遁走する蒸気族

《遁走する蒸気族》は、上記の赤単3キルのコンセプトである、バットリ3枚と《放たれた怒り》から20点叩き出すことができます。f:id:akana_m:20191215195056p:plain

テンプレパターン!!

これはこのデッキ恐らく唯一?の3ターンキルルートで、実は《窯の悪鬼》よりも早く勝てて奇襲性が高いルートです。

キープ基準は蒸気族+バットリ3枚+《放たれた怒り》+土地2です(えっ)

いや蒸気族+《放たれた怒り》の時点で概ねやっても大丈夫です笑

というか実はクリーチャーあったらなんでもキープでいいんじゃ……

 

戦慄衆の秘儀術師

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《戦慄衆の秘儀術師》は、《サムトの疾走》で速攻で走ってそのまま《サムトの疾走》をフラッシュバックするだけで、3/5/5速攻トランプルとして振る舞います。スペルも2回唱えているため、蒸気族や《窯の悪鬼》が2ターン目に着地した3ターン目にこの動きができると、少ない消費で大幅に押し込むことができます。
キャントリップが8枚入っていることで、とりあえず2ターン目に着地したとしても、大抵殴れば1ドローはできるため、デッキの安定性を大きく底上げしてくれていると思います。

またこの手のデッキでは、除去されないとアドバンテージを稼いでしまうクリーチャーの存在は、相手の除去を引き出して本命を通すためにも必要です。

 

そもそも青赤の方が強いのでは?

3キル赤単をベースに組まれているので、赤単に特に疑問がないですが、このデッキの最大の弱点である、

動きを分かっている相手がちゃんとインスタント除去を構えて動いてきたら即死する

という問題を解決できる《潜水》と共に、環境最強ドロスぺ《選択》などを採用した見たことある感じのゼロックスの方が強い説あるなこれあるんだよなジッサイ……

私も一度そのリストは考えたんですが

入れたいカード多すぎて組めんわ

マジックやっぱり単色の方が組みやすいよね(脳死

(土地のアンタップインが死活問題というのも実際あります)

 

蒸気族3キルのルートもなくなるしで上手い落としどころが見つけられませんでした、しかしレガシーでも青赤で使われている《戦慄衆の秘儀術師》、青赤ゼロックス《窯の悪鬼》……青赤も可能性を感じるのでなんとか天才デッキビルダー組んでくれや。(既にありそう)

 

まとめ

このデッキはとにかく

早い

です。

あと

豪快

です。

普通の赤単に飽きたらこのデッキで雑に遊んでみて欲しいかな。

一応普通の赤単と違って、赤黒の火力・マイナス修整による除去はバットリで回避しやすいというアドバンテージもあります。

ライフが40点の相手も削りきれます。

似たようなコンセプトでもカード選択で一長一短生まれるマジックやっぱ深ぇわ!

あ~深い不快!

 

でも冷静になって?

こんなデッキを組むことをボクはワイルドカードが足りなくなると表現している。

キミの敗因はワイルドカードのムダ使い♠

以上♧